2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

五十二冊の中から:百番目の男

これはリストに入れる、絶対入れる。 入れるぞー。たとえ怒られても入れるぞー。 そんな作品があります。 「百番目の男」です。 ミステリーがお好きな方と会う機会が あったら、「これ読んだことあります?」と お尋ねしたりしてます。あるいは、 事前に書店…

五十二冊の中から:海外ミステリーマストリード100

五十二冊のリストについて、まずこちらをどうぞ。 http://d.hatena.ne.jp/tiwwdRnpvs/20131121/1385046813 リストを作るのは、ものすごく難しかったです。 くすみ書房さんhttp://www.kusumishobou.jp/の企画 「あなたの本棚」を知って申し込んだものの、 迷…

五十二冊の中から:パイド・パイパー/ネビル・シュート

「パイド・パイパー」は冒険小説の名作と言われていますが、 これが冒険小説なのか、私はちょっと考えてしまいます。 第二次世界大戦の頃、イギリス紳士の老人が、 子供たちを連れてドイツ占領下のフランスを 旅する、という物語です。 このストーリーにおい…

五十二冊の中から:厭な物語

五十二冊のリストについてはこちらをどうぞ http://d.hatena.ne.jp/tiwwdRnpvs/20131121/1385046813 リストを作る時にまず考えたのは、 明るく面白い作品を入れようということでした。 書店に本棚を用意して実際に売るのですから、 「読んで楽しかった、また…

五十二冊の中から:人外境ロマンス

リストはこちらになります。 http://d.hatena.ne.jp/tiwwdRnpvs/20131121/1385046813 私は、ミステリーをたくさん読んでいるわけではありません。 ミステリーについて詳しいわけでもありません。 なので、リストを作ろうと思い立った時は驚き、焦りました。 …

五十二冊の中から:ロケットマン

五十二冊のリストを見て思ったのは、 作品の舞台が様々になったなあ、ということです。 最初は別の主題を考えていたせいもあり、 自分で選んでおいてちょっと意外なセレクトになりました。 えーっと、作品の舞台になっているのは、 江戸の貧乏長屋や、アイル…

悪魔との取り引き

目の前に悪魔が現れた。ちぇっ、ちがう。正確な言い方じゃないな。目の前にいる黒い背広の男は、 悪魔ですと自己紹介した。 本当に悪魔かどうかは、わからない。背広の男は、ニヤニヤと笑っている。 「何かひとつ、願い事を叶えてあげましょう」 そんなこと…

五十二冊プラスワン

ふと思いついたお話、ストーリーを 色々と書き留めていたこの場所ですが、 しばらくのあいだ書く内容を変えます。 札幌に、くすみ書房さんという書店が あります。どういう本屋さんかというと、 こちらの文章にある通り、様々な企画を 打ち出しているお店で…