九冊の猫

 ミステリーのことを考えていて
頭に浮かんだアイデアやストーリーを
あれこれ書き留めていたこの場所ですが、
しばらくのあいだ書く内容が変わります。

 十二月一日、神戸に小さな書店が
オープンしました。新刊も古書も扱い、
様々なイベントを開催していく
場所になるそうです。

 こちらのお店で、貸本棚を作るという
企画がありました。個人の蔵書を
貸本として並べるのだそうです。
 私はこの企画に応募し、
持っていた本の中から九冊を選んで
神戸へお送りしました。今の時点で
貸本棚に並んでいるはずです。

選んだ本は、以下の九冊でございます。

「赤い柩」奥田哲也
鮎川哲也と13の殺人列車」鮎川哲也
「虚ろな感覚」北川歩実
「夜になっても走り続けろ」倉阪鬼一郎
「堕天使拷問刑」飛鳥部勝則
「瓶詰めの街」いしかわじゅん
「推理劇場 マジカル探偵の挑戦
 これであなたも名探偵!?」新保博久
「痙攣的」鳥飼否宇
「時鐘館の殺人(新書版)」今邑彩

 いずれも、一筋縄ではいかない
作品ばかりです。
人を誑かす狐?
化け猫?
そのような感じかなと。はい。
 しばらくのあいだ、この九冊について
文章を書いていく予定です。


 九冊は、こちらのお店で読めます。
書肆(しょし)スウィートヒアアフター

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